道路の向きによる間取りのあれこれ

南道路 幅員4.00m

土地の面積は42坪です。

家までの距離は約9.5m
南道路の物件はそもそも日が入る家が出来上がるので、吹き抜けは必要ありません。

敷地が道路と平坦な場合、せっかく日当たりがよく、開放感のあるリビングを作ったのに、道路側の通行人の目線が気になったりします。その度にシャッターやカーテンを閉めることになり、リビングへの日当たりを重視してかったはずなのに、プライバシー確保の為に日を遮ることになります。
本末転倒ですよね。

南道路にこだわると駐車場は並列で2台取れますが、日当たりのいい快適な空間は車の為にあるわけではなく、人の為にあるもだということを忘れがちになります。

東道路、道路の幅員は約4.00m

 
一般的な道路幅です。
土地の形は35坪の整形地でよくある形です。
上の図を見てください。

この物件は南側に家が建っています。

このような土地は南側に家が接近していて、日当たりが悪いと言われることがありますが、
果たしてそうでしょうか。

確かに、南側の家が境界に接近しているため、日が入りにくいように思えますが、実は、日当たりというのは、建物の工夫次第で気にならなくなるんです。それをこれからご説明いたします。


駐車場は、道路と並行に1台、南側に1台の合計2台とります。
玄関は車のドアにあたらないように真ん中くらいに配置、キッチン、お風呂、洗面を西側にまとめて、使いやすい導線にしました。


真ん中南側、2階部分に大きな窓をつけて、リビングに吹き抜けをつくることで、2階からリビングに日が入るようにしてあります。また、バルコニーから入ってきた光がリビングを照らします。
下の図の断面図を見てください。

2階へあがる階段は、リビングから上がれます。
バルコニーは、出っ張らせないで、四角の中に収めてしまってはどうでしょうか?
その方が見た目もかっこよくなりませんか。
これなら日当たりの悪い家ではなく、むしろ日当たりのいい家にかわりました。

西道路 一般的な4.00mの道路幅です。


土地面積は38坪
この物件も南側には建物が建っているため、日当たり確保に工夫が必要です。

駐車場は、南側よりも西側に駐車したほうが、南側が空きます。
玄関と水回りは北側に配置してまとめてしまいます。

土地の間口が10mですので、家の中まで日の光を入れるためには、リビングの真ん中に吹き抜けを作り、2階の窓から入り込む光で家全体を明るくします。


バルコニーは、南側、リビングの上に配置して、すっぽりと納めてしまいましょう。
こうすれば、南に家が接近していても気になることはありません。

北道路 幅員 4.00m


間口が7mしかありません。
実はこのような土地はよく見かけます。
こういう土地の駐車場は、やはり道路と並行に配置します。この方が、道路の狭さが気にならなくなります。
車は並列がいいと聞くことがありますが、家に重点を置くのか、車に重点を置くのか考える必要があると思います。

さて、この間取りは、2階をリビングにしておりますが、庭がかなり空いていますので1階がリビングでもいいでしょう。

吹き抜けと階段は真ん中に配置することで、光が吹き抜けを通って、1階の土間まで落ちてきます。この土間は、ベビーカーや自転車置き場、ちょっとした作業場などに最適です。

北道路の土地は、南側にも家が建っているため、通行人の目を気にする必要がないのでプライベートを確保することが出来ます。また、庭、駐車場、をきちんとわけることが出来るので、庭で子供が遊んでいても車などの事故から守ることが出来ます。北道路の土地は魅力的なのです。


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