不動産の買取と仲介の違いとは？それぞれのメリットについて解説します！
目次
不動産の売却方法には、主に一般のお客様が不動産を購入する「仲介」と、不動産会社が直接、購入する「買取」の2つの方法があることをご存知でしょうか。
不動産買取と仲介の違いを把握した上で、選ぶ必要があります。
この記事では、不動産買取と仲介の違いやメリットについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□不動産買取と仲介の違いとは？
「仲介」「買取」を売却の流れで比べると、買主と売却手続き期間の違いが特徴として挙げられます。
ここでは、その違いについて詳しく解説します。
1つ目は、仲介と買取りでは買主が異なることです。
仲介での買主は、個人のお客様となり、通常、ご自身で住むために購入する「実需」がほとんどです。
一方で、買取での買主は主に不動産会社となります。
未使用の土地や建物、マンションなどを取得し、不動産の開発・建設やリノベーションなどでグレードアップし、再度販売する事業目的で購入します。
2つ目は、売却手続き期間が異なることです。
仲介では、個人のお客様が買主となるためゼロから購入者を探し、広告や販売時期を予想する必要があります。
不動産仲介会社は通常、約3ヶ月で不動産の売買契約が成立することを前提に売却価格を提示します。
不動産の市場価格からかけ離れた売却価格を設定したり、不動産の立地、傷みや汚れが目立ったりする場合は、物件売買契約の締結までに3ヶ月以上かかることも珍しくありません。
広告や営業活動を通じて購入希望者を見つけても、不動産売買契約の締結には契約条件や引渡し期限など、様々な条件を交渉する必要があり、契約の成立が困難な場合もあります。
不動産売買契約の成立後でも、残金決済・譲渡の売却手続きが完了するまで、通常2ヶ月から3ヶ月ほどかかります。
そのため、売却手続きの仲介では、不動産が換金できるまでに一定の時間が必要となります。
買取では、不動産会社が買主となるため仲介のようにゼロから買い手探しなどの広告宣伝や営業活動は必要ありません。
そのため、販売期限が不要で、販売プロセスを短時間で完了できます。
□不動産買取と仲介のメリットとは？
仲介のメリットとしては、不動産売却時に価格で値付けできるということから自分が思った通りの値段で売れることが挙げられます。
買取のメリットとしては、短時間で現金化できること、契約がシンプルであること、自分が売ろうとしていることが周囲にバレにくいことが挙げられます。
□まとめ
この記事では、不動産買取と仲介の違いやメリットについて解説しました。
買取と仲介の特徴やメリットをそれぞれ知った上で、どちらがご自身に合っているかを考えて選ぶと良いでしょう。
ご不明点等ありましたら、お気軽にご相談ください。