不動産売却の専任媒介と一般媒介の違いは?デメリットについても解説します!

目次

不動産売却をする際には、一般媒介専任媒介の2種類があります。
それぞれの違いについて理解した上で、どちらを選ぶか考える必要があります。
この記事では、不動産売却の一般媒介と専任媒介の違いと特徴、それぞれのデメリットについても解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□不動産売却の一般媒介と専任媒介の違いと特徴とは?

不動産売却の際に締結する「媒介契約」は、大きく分けて2種類あります。
どちらの契約を選択しても、最終的に不動産会社に支払う仲介手数料は同じです。
仲介手数料とは通常、売買成立時の成功報酬として不動産会社に支払われます。
しかし、家や不動産をより高い価格でできるだけスムーズに売却するためには、媒介契約の選択によって違いが出てきます。

ここでは、代表的な一般媒介と専任媒介の違いについてご紹介します。

一般媒介

一般媒介は専任媒介と比べると自由度が高い契約形態だと言われています。
不動産会社と媒介契約を結んでの取引も可能ですが、自分で買主を見つけて直接取引をするのも一般媒介では良いとされています。

また、一般媒介の場合は指定流通機構いわゆるレインズへの登録が不要となっています。
レインズとは、国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピューターネットワークシステムのことです。

レインズに登録されると、全国の不動産会社が掲載されている物件情報を閲覧でき、登録すると売却したい物件情報が多くの不動産会社に共有され、買い手が見つかりやすくなります。

しかし、不動産売却をしている人の中には、物件を売りに出していることを周りに知られたくないという方も多いでしょう。
そのような場合は、レインズへの登録義務がない一般媒介がおすすめです。

専任媒介

専任媒介では、不動産会社1社と媒介契約を結ぶことから、買い手が見つかりやすく、売却が成功しやすいとされています。
一般媒介と同じく、自分で買主を見つけて直接取引をするのも専任媒介では良いとされています。

一般媒介ではレインズへの登録義務はありませんでしたが、専任媒介では、契約締結後から5日間以内にレインズに登録する必要があります。
レインズに登録することで、物件情報が全国に共有され、買主が見つけやすくなります。

□専任媒介と一般媒介のデメリットとは?

一般媒介のデメリットとしてはレインズの登録が必須でないことが挙げられます。
レインズを登録せずに、売却も可能ですが専任媒介と比較すると買主が見つかりにくい可能性があります。
専任媒介のデメリットとしては強いて言うのであれば、不動産会社任せになってしまう可能性があります。

□まとめ

この記事では、不動産売却の一般媒介と専任媒介の違いと特徴、それぞれのデメリットについても解説しました。
それぞれのデメリットを考慮して一般媒介か専任媒介を選ぶようにしましょう。
ご不明点等ありましたら、お気軽にご相談ください。